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【青森】劇団RINGOAME旗揚げ公演!小さな彼女たちの大きな夢の始まり

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弘前の皆さん。

 

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こんにちは!

どうですか?歯が黄色いですか?

気にしてるからやめろよ!

 

前回、劇団RINGOAMEの誕生秘話とオーディション、

そして稽古の様子をお伝えしてきた訳だけど、

 

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あっ

 

という間に本番です。

 

キャスト決定からたった1か月

思った以上に時間は待ってくれなかったということです。

 

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弘前のホテルやデパートにはポスターが貼られていて、

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かっこいいチケットもできていた。

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スタッフ間の最終ミーティングが行われている一方、

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この間とは少し違う、緊張した面持ちでリハーサルを行うキャスト。

いかん・・・少々ピリピリしすぎている・・・

ここは脚本家として空気を和ませないと!

 

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ここのシーンはね、愛しさとせつなさと心強さを表現してほしくて、

例えていうならば深夜イヤホンでトゥナイト2観てて

後ろの母ちゃんに全く気付かなかったときを想像してほしい。

 

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ごめんね。

 

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笑いあり、時にはほどよい緊張感のある 稽古練習は昼から夜まで続いた。

 

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そして彼女たちは実は合宿中

毎日のハードワークをこなして、芝居にも全力投球。

きっと本当は疲れて眠いはずなのに、誰一人弱音を吐かない。

 

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りんご飴マンは明日のことを考えていた。

きっと明日のお客さんはまばらだろう。

もしかしたらキャストたちの親御さんだけがいらっしゃる、

壮行会らしい良く言えばアットホーム、

厳しく言えば「何でも許される」雰囲気になるかもしれない。

 

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それでも彼女たちには緊張感を解かず、

自分が見られていることを意識して楽しく演じてほしい。

 

樋川さんがみっちり叩き込んできた1か月を無駄にせず、

自分をしっかりアピールしてほしい。

 

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彼女たちが飴マンにも作ってくれた豚生姜焼きをかきこみ、

明日が不安な僕らの最終リハは続いた。

 

 

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そしてあまり眠れなかった翌朝・・・

 

 

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樋川さんの最後の檄に気を引き締める一同。

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その間にりんご飴を仕込む私。

他に何かできることはないだろうか・・・。

 

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偶然ヒロロに来ていたニャモタンに集客をお願いする飴マン。

 

 

「ほらっ、あそこ行って肉球でも見せて当日券売ってきて!」

 

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そんなことをしていたら天罰が下ったのか、子供たちに囲まれた。

 

「この割り箸抜いたら死ぬんだってwww」

「やってみようずwww」

 

 

やめてくれー!

 

 

などと凌辱されていたらいつの間にか開演間近になっており、

慌ててホールまで戻る。

いったいお客さんはどれくらい入っているのだろうか・・・

 

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ドキドキ・・・

 

 

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ファッ!?

 

 

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!!

 

なんやこれ・・・満員やんけ!!

 

ホールに設置された椅子にはもう空席がない。

慌てて追加の椅子を用意するスタッフさん。

キャストのご両親やりんご娘のファンの方々、 初めて見る人もいっぱいいる!!

(後で聞いてみると、芝居好きの方もこの公演の噂を 聞きつけて来て下ったようだ)

 

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さぁこれで全てが整った!!

元気にいってらっしゃーい!!

 

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この脚本、「りんご飴売りの少女」は人生にやる気の持てないイマドキの女の子が

世界中のりんご飴売りの少女たちと出会い、困難を乗り越え、

りんご飴をキッカケに主人公が成長していく物語。

 

 

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形は違うけど、世界中のりんご飴が集まって力を合わせれば

国や地域や言葉を越えて1つになれる。

 

りんご飴はただのキッカケにしかすぎないけれど、

故郷も知れない、万国共通に愛されている不思議なお菓子が

背中を押す世界があってもいいんじゃないかと思い、

日々慣れない手つきで文字を打ち込んでいった。

 

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公演がはじまってからのお客さんの笑い声や真剣な静寂が ただただ嬉しかった。

子供たちの演技に、真剣に答えるお客さんたち。

彼女たちのファンは、なんて暖かいのだろう。

 

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彼女たちも自信を持った素晴らしいパフォーマンスを見せた。

2回目の部では彼女たち自信で話し合い、 シーンにアレンジを入れたほどだ。

1か月間の猛練習の成果を舞台で発揮することができ、

赤い顔をぐちゃぐちゃにして泣く子もいた。

 

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公演後、キャストたちの記念撮影はなかなか終わりが見えなかった。

※りんご飴マンは終始スタンバイしていたものの出番はなかった

 

 

りんご娘やアルプスおとめを長年見ている ファンの皆さんと

公演後、お話をする機会があった。

公演の感想や他愛のない話の中で、 とても印象的な言葉を貰った。

 

-りんご飴マンが(パワーライブ)発表したとき、

正直「どこまで入ってくるんだよ」と思ったけどさ、

この公演で、今までいいなと思っていた子たちが

活躍しているのを見ることができて、本当に良かった。-

 

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このことはずっと頭の中にあったのだけど、

考えてみれば当然のことなんだよね。

りんご飴マンがAKBファンだったとして、

ある日突然秋元康の隣に知らない人が立っていて

「今日から私がAKBの全てを決めます」って言われたら

きっと心中穏やかではないと思う。ファンをやめよう、と思うかもしれない。

 

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だけど「大先輩」である彼らはついてきてくれた。

思うことはいっぱいあったのに、 こんな青森に何の関係もない、

顔の赤い東京のサラリーマンに任せてくれた。

 

 

ぼくは彼らの期待に応えたい。

そしてリンゴミュージックの若きアーティストの卵たちの夢を

支えてあげられる存在になりたい。

関係のないぼくらにしかできないことがきっとあるはずだから。

 

・・・そう決意して、劇団RINGOAMEの旗揚げ公演は幕を閉じた。

 

 

 

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そして・・・今回の公演では青森朝日放送さんに取材に来ていただいた。

3日間の密着取材を得て、2014年5月21日に無事放送!

とても素敵な特集にしていただき、本当にありがとうございました!

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■弘前経済新聞

弘前ご当地アイドル「りんご娘」中心に劇団発足、旗揚げ公演で涙も

 

 

そして地元の陸奥新報さんと東奥日報さん、

弘前経済新聞さんにも心よりお礼申し上げます。

 

そしてそして・・・

 

 

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もう既に第二回公演に向けてのプロジェクトは進んでいる。

 

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前回よりハイレベルなオーディションには本当に頭を悩まされたし、

前作を超える内容になることは間違いない。

 

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すべての人にチャンスがあるだけに、練習生の意気込みも

鬼気迫るものがあった。それぞれで個性を出し合い、

最高のアピールをしてくれた。

 

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果たして前回と同じ物語なのか?続編なのか?

まったく新しい物語なのか?キャストは誰なのか?

ぜひホームページでの発表を楽しみにしてもらいたい。

 

 

それではそれまでの間・・・

 

 

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へばね~!!

(津軽弁で「またね~」)

 

 

tuzuku

 

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