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【りんご飴マン】「ふらいんぐうぃっち」PR動画を介して僕らが伝えたい事

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起きてドンドコドーン!

おつかれ様です、りんご飴マンです。

太陽照りつける猛暑の中、いかがお過ごしでしょうか。

飴マンはもう溶けたよ。

 

さて、今回はお知らせがありますので登場してみました。

それは…

 

 

 

パンパカパーン!

 

実は動画を1つ作らせていただきました。

漫画「ふらいんぐうぃっち」のPR動画。

この漫画、青森県弘前市を舞台にした作品なんだけど、

有難くも制作のお引き合いをいただきました。

 

何回も打ち合わせや動画編集を重ねて完成したこの作品。

せっかくだから、制作チームのことや

当日の様子、コンセプト、そして僕らが伝えたいこと

についてお話ししようと思うんだ。

誰かの参考になることを願って、

勝手につらつら書いていこう。

 

 

 

制作チームについて

まずはこの動画の制作チームだ。

うん、チームというか2人なんだけど。

 

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ラーメン屋の人だ。

 

ちがう、藤代雄一朗だ。

水曜日のカンパネラ」や「りんご娘」のMV制作監督、

CMやドキュメンタリーも手掛ける何か凄い人だ。

最近では音楽系ニュースにも名前が紹介されているから、

どこかで名前を聞いたことがある人もいるのでは。

 

彼には脚本・撮影・映像編集・音声・ディレクション…、

まぁ、ほぼ全てを担当してもらった。ありがとう。

参考:Yuichiro Fujishiro | FILMMAKER

 

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そして僕。相変わらず酷い画だ。

同じく脚本と、台本制作などを担当したよ。

 

藤代監督とは実はこれまでも一緒にやってきているから

今回が初めてではないのだけど、

共作、という意味では第一号なのかもしれない。

 

脚本について

脚本について話す前に、

ふらいんぐうぃっち」について簡単に紹介しておくね。

 

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==============

別冊少年マガジンに連載中の弘前を舞台にした漫画。

黒猫のチトと一緒に横浜からやってきた真琴は、

青森の親戚の家で暮らしはじめました。実は彼女は魔女。

今はまだ空をとぶくらいしかできないけれど、

又いとこの圭や千夏たちと毎日げんきに暮らしてます。

==============

 

カワイイ女の子たちのユルーい日常に、

魔女という非日常が良い具合に入り混じってて面白。

ほのぼのしながら読んでいます。

弘前ではお馴染みの景色が漫画として見れる

っていうのは市民としては何だか嬉しいところ。

 

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弘前を舞台にした、ということもあって、

実は市の広報誌の表紙を飾ったりするくらい

既にリアル弘前では馴染みつつあるのだ。

ところでこの主人公真琴ちゃんは

りんご飴を持っているね。

僕のことが好きなのかな?

 

さて脚本についてお話をすると、この話を受けたとき、

僕らとしては

漫画の世界観が現実世界に浸食しているようなストーリー

をコンセプトにしたいと思っていたのさ。

 

ただし、

読者にとっての漫画の世界観を壊したくない想いもあり

魔女が住んでいるかもしれない弘前」に少しだけ

触れてしまう、そんな作品になればいいかな、と。

 

とはいえ、やっぱり魔女なのでギミックを使った表現は

結構使ったのだけども。こちらは後ほど。

 

キャストについて

本動画の主演は2人。

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弘前のご当地アイドル「アルプスおとめ」の

葛西さん(左)、外崎さん(右)。

劇団RINGOAMEでもお馴染みの2人だね。

 

外崎さん演じる「はるか」はとにかく明るく、

おっちょこちょいで落ち着かないドタバタキャラ。

対して葛西さん演じる「かな」は落ち着いていて、

物知りなお姉さん的存在。

 

この2人は藤代監督のイメージにピッタリだったそうな。

実際、とても素晴らしい演技をしてくれました。

 

撮影現場について

丸2日かけて撮りまくったね。がんばった。

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藤代監督は前日に弘前入りしたんだけど、

りんご飴マンは嬉しすぎて深夜の3時くらいまで

彼を寝かせませんでした。ごめんね。

ところで、どうして彼は頭が爆発しているの?

 

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台本チェック中。実際に撮ってみて

不自然な箇所はその場で修正。

 

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藤代氏の凄いところは、出演者含め関係者との

コミュニケーションの取り方が上手いところ。

自分の表現したいイメージを、

キャスト目線で丁寧に説明してくれるのよね~。

ところで、どうして頭が爆発してるのかしら?

 

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撮影中の様子をピックアップしていくよ。

これはホウキに乗った飛行シーンの撮影なんだけど、

静止画を合わせて、まるで飛んでいるようかのように

見える手法を使っているよ。

何十枚も撮って写真を繋げていくから、

撮る方も演じる方も大変。

 

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それにしても、なかなか怪しい光景だね。

大丈夫かな?

 

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次に映像の中で気になった人もいると思うけど、

弘前公園の空撮シーン。

 

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もちろんドローンです。

魔女がホウキに乗っているときの眺めを

忠実に再現できたんじゃないかな。

弘前城が綺麗に撮れてよかった!

 

まだ弘前では見慣れないせいか、

撮影中は通りすがりで立ち止って

見ている人も多かったね。

 

(ここだけの話、着地に失敗して

ドローン壊れたらしいぜ)

 

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そして魔法のシーン。

魔法が使えるかもしれない街、弘前」なのだから、

漫画のように特定の人だけではなく、

皆が日常で魔法を使えたら面白いと思ったのさ。

異空間に迷い込んだ感を強調したかった。

 

まぁ、本当に五重塔を消したら重罪だけども。

 

僕が出した突拍子もないアイデアを

藤代監督は完璧に表現してくださいました(尊敬)。

 

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動画の終盤に絶体絶命のピンチが。

女子学生2人が魔法の世界に迷い込む、

というシナリオに決まったときから、

最後に何かの脅威がやってくるというイメージはあって、

弘前らしくりんごで表現してみた。

火の玉みたいなカワイイ感じになったね。

 

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そして安定の夢オチ。

世界観を現実世界に近づけすぎないようにするには

文字通り世界を変えてしまえばいいかと。

 

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そして最後のシーン。

これは誰だか分かるかな・・・?

 

ゲスト出演ということで「りんご娘」のときさんに

真琴役として出演いただきました。サンクス!

漫画を読んでいる人は、

いかにこの風景が充実に再現されているか

分かったんじゃないかな。

 

僕らが伝えたいこと

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実は「観光PR用の動画を撮る」のは

今回が初めてだったんだ。

藤代監督はMV制作を介して観光産業に貢献できないか

を模索していて、今回はMVではないけれど、

ストーリーありきの作品になったね。

 

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何かを伝えるより、何かを感じ取ってほしい。

クリスマスや誕生日のようなプレゼントではなく、

チョコの隠し味に入れた想いが伝わってほしい。

そんなツンデレな気持ちで僕らは

日々模索しているのだと思います。

 

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見ている人自身が評価して、

共有されていく時代だからこそ

クオリティとメッセージをブラさず伝え続けて、

いつかは地域の産業に貢献したい。

 

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そんな活動にお付き合いいただける人たちと

これからも歩んでいきたいと思っております。

 

この作品に関わった全ての関係者の皆さんに

厚くお礼申し上げます。

そして何より弘前観光コンベンション協会さん、

本当にありがとうございました!

 

・・・そして!!

 

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アニメ化決定!!
おめでとー!!
これで「ふらいんぐうぃっち」が

ますます有名になるんじゃないかな!

 

・・・ということで!!

 

実はりんご飴マン、

「ふらいんぐうぃっちの舞台巡り」

ツアーやってます。

 

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弘前公園を中心に、漫画の舞台となった場所を

みんなでりんご飴をペロペロ舐めながら、

歴史や漫画の小ネタを紹介しながら巡るよ。

 

詳細・予約はこちらから↓

りんご飴マンと歩く!

「ふらいんぐうぃっち」舞台めぐり

 

先日、地元紙に一面で載りました。

どういう規模なの・・・。

 

なんかりんご飴舐めながら

弘前公園を徘徊してる団体がいる

と騒ぎになるくらい盛り上がるといいね。

 

もしこの動画でふらいんぐうぃっちに興味を持って、

舞台巡りに参加してくれる人がいたら、

何もしてあげられないけど、

少しでもそばにいるよー!!

 

ということで
実は僕も魔女だから
ホウキに乗って帰るね!!
バイバーイ!!
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