Research × ringo-a.me

りんご飴探求の旅〜さよなら青森と僕らがしたいこと

青森の観光マスコットキャラクター、いくべぇ。かわいいだろう?
くまモンより、いくべぇだろう?

さて、色々とウダウダ書いてきたこのコラムも最終回なのである。
むしろ1泊2日の観光旅行記が5話も続いたことは驚きの極みであり、
そして取材日から半年以上が経っていることにも自分自身驚きを隠せない。
なんという手の抜きようだろう。

しかし、あの時の取材が衝撃的だったからこそ今こうして鮮明に思い出せるのであって、
こうして今もりんご飴を作り続けているのだろう。

りんごワーク研究所の帰り道、新幹線を待つほどの空き時間にまた「どんだBar」へ寄ってみた。決して昨日の女の子に会いたかったとかいう理由ではない。

そこでは昨日のマスターが温かく迎えてくれ、さらに昨日とは違う女性のバーテンダーがいた。昨日の御礼とお別れを告げ、写真を撮り、また会おうと約束してお店を後にした。

ぱしゃり。とても素敵な写真になった。

…こうして青森の取材は幕を閉じたわけだが、ご覧いただいた通り「りんご飴って何?」という疑問を青森が晴らしてくれることはなかった。
しかしそれは「りんごの青森でさえ知らないりんご飴って何者だろう」と我々の飽くなき探求心のカンフル剤となり、これから様々な美女とりんご飴のコラボレーションが生まれていくことになる。

「ringo-a.me」はもともと「りんご飴を持っている女の子って何か素敵!」という安易な発想が生んだ賜物である。しかし、りんご飴のほかにポジティブで、かわいくて、ほっとけなくて、謎に満ち溢れている存在を僕は知らない。もはや懐かしさだけでは収まらない、ノスタルジーの中に日本の明るい未来が詰まっているかのような気持ちにさせてくれる。

街中で撮影をしていると、老若男女が物珍しさと懐かしさからか声をかけていただける。
そこで昔話が生まれ、親は子に伝え、子はりんご飴をパリっと食べる。
一帯で笑顔が生まれる光景を目の当たりにすると、りんご飴のパワーは果てしないと実感することができるのだ。

「ringo-a.me」で僕らがしたいこと、それは色々ありすぎて一言では言えないと思う。

昭和を生きた人たちがりんご飴を見ると、ほこりをかぶった写真アルバムをめくるように懐かしい思い出が甦るのであれば、今を生きる若者たちにバトンを渡し、車が空を飛ぶ時代に人生のパートナーと甘いべっこう飴を舐めて、声をあげて泣いてほしい。

りんご飴という万国共通いつだって愛されている魔法のステッキを、我々が加工するのでなく、ありのままの魅力を伝えるやり方で、これからもみなさんが笑顔になってもらえるように頑張りたいと思います。

文章:下田翼

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